整体院ボディーケア松本

冷え性には、白湯でなく常温水の方がいい

こんにちは
整体院ボディーケア松本
院長の松本恒平です。
 
当整体院に冷え性の患者さんが多くお越しいただいています。
しかし、温めてはいるが一向に改善しない冷え性。
果たして温めるだけで良いのでしょうか?
 
日本では温かいものを摂りましょうというのが定説です。
しかし、温かい物ばかり飲んでいては自分の力で熱を産生させることができなくなります。
 
温かいものが悪いのではありません。
いつも温かいものでなくて、その症状に合わせて変えてみることも大事です。
 
そこで今回は、冷え性にフォーカスしてどんな飲みかたが良いかをお伝えします。
 

①冷え性には常温のお水をおススメします。

ドイツの栄養研究のM・ボッシュマン博士らの研究では37度の温水よりも常温水の方がエネルギーの消費をより強くうながすことが分かっています。
結果的に常温水の方が、体温を自分で上げる働きを長い目で見ていく上では大事なのかもしれません。
 
 

②冷えを感じたら炭酸水をコップ1杯だけ飲む

炭酸のシュワシュワは、重炭酸イオンで疲労物質を中和する働きがあります。
乳酸の疲労物質が中和されると最終的には二酸化炭素と水になり呼吸や尿と共に排出されるのです。
 

【自律神経を活性化させることが大事】

朝起きると目覚めが悪いときには、白湯と塩で温めてみるのはいいと思います。
白湯で交感神経の活性をさせるのは体全体が動き始めるには非常によいと考えます。
 
体温調整を司る指令は、視床下部。
実際には神経系の活性を行う事が大事なのです。
その神経の流れをサポートするのが水と塩となります。
 
 
日中などは、動いている時間帯ですから
温かいものもいいですが、常温で水と塩に切り替えるといいと思います。
自分で体温を上げるのに役立ちます。
 
ここで体温が上がらない人は、筋肉量が少ないということもあります。
自分で温める作用がないため、結果的に自律神経失調症、低体温と言われてしまいます。
 
 
ただ、大事なのは、筋肉も発生学的には、水からできているのです。
水が無ければ実際に自家発電ができない体になってしまうのです。
電気的な神経を動かすには、水という液体の伝達物質が必要になります。
 
 
そこで温かいものばかりでなく、常温水に塩をいれていくことで
ナトリウム、カリウム、マグネシウムのミネラルの力も借りながら
ナトリウムで体温を上げ、カリウムで筋肉疲労を取り、マグネシウムで腸内環境を整えます。
 
 
日中にコップ3杯程度は飲む事でまず体を内側から変えていける身体づくりをおススメします。
 
 

【患者さんでの結果】

多くの患者さんが、冬場に足や手が冷えやすくなります。
当院では、白湯も飲んでもらいますが、できるだけ人肌程度。
常温22度程度の水をまず飲んでもらい自分で活性化させる方法をお伝えしています。
 
結果的に10人中7人は冷え性の改善が見られてました。
 
さらに施術と筋トレをしてもらい神経伝達を良くしたことでホルモンバランスも整い
肌につやが出て、女性ホルモンの状態も変わったと報告を受けました。
 
まず、常温の水を飲み続けて、天然塩を入れながら飲んでみましょう。