整体ブログ
胃下垂に効果的なセルフケア「関節アングル整体」とは？
こんにちは。
大阪の整体院ボディーケア松本院長の松本恒平です。
内臓下垂の問題で悩んでいる方が沢山います。
整体院ボディーケア松本でも毎月多くの方がお悩みをもって来院されます。
「何か食べたいのに、内臓の不調で食べれない」
「胃下垂で、薬をもらったけど下垂をしているのに薬！？」と悩んでいる。
「内臓を持ち上げてもらったけどなかなか良くならない」と内臓の不調が様々あります。
しかし、万能に調整ができます。
胃が痛いのも実際には、胃酸過多、胃酸過少です。
それで薬を変える事もあるそうですが、どちらであっても元気であれば不快な状態は無いです。痛みもありません。
では、その痛みを起こす原因、不快な状態を起こしてしまう時は何なのか？
胃下垂、内臓下垂を治すのに、効果的な関節アングル整体をお伝えします。
関節アングル整体は、松本恒平が作り出した整体法で発生学の成長の動きを見て、あらゆる角度を取ることが人間の原点に回帰して回復を促していくという整体法です。
体が出きあげる時には、屈曲伸展、回旋、膨張しながら、卵の様な形から人の形になっていきます。
整体をしている時に、ふと、「なぜ、真直ぐ寝て施術しないといけないのか？発生学では、あらゆる動きをしているからそれが実は体が求めている声なんじゃないか？それに合わせて刺激を変えてみよう」とそこから創り上げられてきました。
人間の本来の体にはゆがみがある。
実際に、左右差があれば、顕著に出て動きも悪くなります。
それであれば「アングル（角度）を取ることで左右差、動きは改善されるのか？」というので調整を行ったらそれがピタッとハマって、難しい疾患に対応出来て患者さんの身体に効果が出始めました。
胃下垂を調整するにあたって大事なことは、「無理に胸式呼吸をしない」ことです。
しかし、これは無理です。
一般的に腹式呼吸を控えろとか書いています。
内臓の蠕動運動には、「交感神経副交感神経の自律神経が大事」です。
そして、胸式でもやっていいのは「背中に呼吸を入れる」ような呼吸です。
お腹を膨らませずに、背中を膨らませます。
そして、肋骨を締めるようにします。
さらに、胸郭を押し上げる様な動きを使いながら、骨盤、脊柱を連動させていきます。
内臓の機能は、自律神経系が大事になります。
「私、自律神経失調症なのよ」と言われているあなた。
自律神経はコントロールできない神経なのです。
「動け！」と言っても動かない。
誰の指図も基本受けない無鉄砲野郎です。
しかし、安心してください。
その自律神経の正体が、交感神経、副交感神経です。
この2つをよく知ることです。
よく知る事で回復に導けます。
大事なのは交感神経側の施術をきちんとしていやる事です。
交感神経が強く作用すると食欲が落ちる。
動きが悪くなる。
多くの人は「副交感神経を高めろ」と言いますが、実際には違います。
交感神経側を下げれば副交感神経は勝手にバランスが取れています。
そのため、脊柱やバランスを摂る施術が大事になります。
揉んでいるだけではダメなんです。
薬も解決策にはなりづらくなります。
下がっている物があがるのは薬では無理です。
根本の肉体を変えないといけないわけです。
内臓の神経は、頭からつながるので、体操をする時には、頭まで意識してやることが大切です。
その神経は、頭蓋、脊柱から神経が出ていくんですね。
私が、整体院の学校に入ったときなどそんなことは考えられませんでした。
「内臓は、内臓！」という感じで、背骨や頭と内臓が繋がるまでには時間がかかりました。
そして、全てが繋がっているという事がわかりませんでした。
しかし、今は、全てのつながりを意識しないと体の回復が見込めないことがあります。
神経は、膜につつまれており、内臓も腹膜に包まれています。
そして、神経が正常に働かないと「内臓まで指令が到達しません。」
そのため、食欲が出ない、消化が悪いなど伝達で、どこかにつまりがあります。
胃だけで動いているのではありません。
内臓はぶら下がっているのではありません。結合組織によってともに支えあい、緊張を保っているのです。
ぶら下がっているのでああれば、全て落ちていってもおかしくないのです。
そのため、引き上げるというよりも全体のバランスをとらせるようにしていきます。
「緊張」しているところは「ゆるめて」
「ゆるんでいる」ところは「緊張させて」というバランスです。
そこでアングルのポーズをとります。
胸郭を引き上げるのに大事なのが、胸椎12番までのアングルです。
それは、上肢をばんざいします。
「私は腕が挙げれないよ！」という方は、行けるところまでやりましょう。
実際に、あなたの悪いところを教えてくれているので、私達整体師としては、その「腕の挙がらない原因」を探って施術します。
当整体院では、このような問題点をみて施術をしていきます。
上肢をバンザイして、足を開いて心地いいところまで開きます。
基本は、腰椎4番まで。と言っても、すぐにこれではわかりずらい。
足を開いて突っ張りすぎない、心地よいところまで開きましょう。
足を開く事は、仙腸関節骨盤を閉める事に繋がります。
大きく息を吸って
手を万歳して、足を気持ちよいところまで開き、足首カカトをグーッと引伸ばして、
手も気持ちよくグ―――っと伸ばして
恥骨を天井方向に突き出して一気に脱力します。
そこからゆっくり呼吸を続けます。
矯正後は、３分寝ているだけで問題ありません。
この時に、無鉄砲な自律神経は、落ち着きを取り戻します。
呼吸をしている時は、自然をイメージしながら、ゆったりと空の上に浮いているような感じで穏やかな気持ちでやることをおすすめします。
呼吸は、生命のスタートです。神経の発火が起こり、火がついて、風が吹いて、体内の水は沸騰しエネルギーとなって循環します。
1日1回で大丈夫です。
毎日、続ける事で内臓の調子も変わってきますよ！
あなたの中の無鉄砲な自律神経も変わります。そして、体の下に落ち込んでしまった胃もまた頑張ろうと働いてくれますよ。
もし、これでもダメな時は、整体でまずは全体の調整をしてもらってから体操をしましょう。
