整体ブログ

子どもがハイハイしない問題を整体師が解説

子どもがハイハイしない問題を整体師が解説

こんにちは。
大阪の整体院ボディーケア松本 院長の松本恒平です。
私は、西洋医学的、手技療法的な観点から子供や妊婦さんの施術を行っています。
最近、増えているのが、ハイハイをしない子どもです。
いきなり立ち上がてしまいます。
しかし、これには幾つかの問題点があります。

あなたのお子さんがハイハイをしない不安はありませんか?

「うちの子どもはハイハイせずに、立ち上がったんです。大丈夫ですか?」
このように、ハイハイをしない赤ちゃんの不安を抱えている方がいらっしゃいます。
確かに親御さんにとっては、人が通過してくる過程ですので不安は多くあると思います。
しかし、ハイハイをしなくて問題なく育っているケースもあります。

ハイハイをすることは、背骨の丸まった1次弯曲から2次弯曲の状態を作るためきれいなS字のカーブを作るのに大事な期間です。
そのため、ハイハイをしない事のリスクはいくつか考えられます。

ハイハイをしないことによる神経学的統合不全の可能性がある

ハイハイをしないことは、見方によっては、人が進化した過程とみると言ってもいいかもしれません。
他の動物たちは、産まれて数時間で立ち上がります。
こう書いてしまうと逆に動物に戻っているのかもしれないなと感じる部分もあります。

脊髄下部と延髄の反射に続く発達段階は16週から6ヵ月までに今日のレベルで起こる視覚と聴覚メカニズムの一側性機能の発達があります。
6ヵ月から1年の間にはクロスパターンのメカニズムや身体両側の同時使用などの中脳の発達が起こります。

これは、直立位における機能の準備を行う大変重要な発達期です。
大脳皮質の初期の機能は生後5年までに発達し、この期間、両側性の継続的な発達や歩行の開始などが起こります。
最終的には3年から8年の間に、大脳皮質の発達とその優位性、利き手、更に継続的な神経学的統合が発達します。

橋(きょう)の発達期への移行に伴い視野と聴力が重要になります。
この段階では両名両耳は一側性の機能を果たし、両側性の機能の為に統合されていないため音源を位置する事や効果的な認知は不可能です。
しかし、生後6か月で中脳の発達が起こる。
この段階で身体の両側を同時に使用し、手と目を同時に使用するなど、身体機能統合が発達します。
そして、この時期に両手両足を同時に使うクロスパターンによる四つん這いを学習します。
(クロスパターンとは一側の手と対側の足を伸展する間、対側の手とその対側の足を屈曲する事を意味します)。
このステージは大脳半球の発達以前において熟成すべき最も大切な過程です。

大脳皮質の木のは生後一年頃にに始まり、両側の活動はさらにその効率を増します。
この時に、つかまり立ちをします。
しかし、まだ腕はクロスパターンの活動を起こすことなくバランスをとる為だけに使われています。
早期にこのステージに達する事は、効果的な両側性機能の発達を減退させることになります。

料金についてはコチラ 施術例についてはコチラ お喜びの声はコチラ
    
電話でお申し込み(24時間・365日)