整体ブログ

海から産まれた人間は減塩が必要か?
私達人間は、海から産まれてきました。
魚類>両生類>爬虫類>哺乳類という順番で進化を遂げてきます。
海から生まれた生き物が減塩するわけがない。
発生学は、命につながる。手技が命に触れている。
塩というのは、いわゆる精製塩であれば、非常によくないナトリウムが99.9%である。
それに対して海水塩は、塩化ナトリウム77.9%、塩化マグネシウム9.6%、硫酸マグネシウム6.1%、硫酸カルシウム4%です。
塩はミネラルの固まりであり、地球上に存在する最も細かい分子でそれ以上分解できません。
全ての生物は30種類のミネラルでできていると言われています。
また、1日あたりの必要量が100mg以上のものは必須ミネラルと言われていています。
さらに、糖質、タンパク質、ビタミンが並んで五大栄養素と言われます。
マグネシウム、カリウム、リン、ナトリウム、塩素、銅、マンガンなどの30種類は海水に含まれています。
体の代謝に役立ったり、生命維持機能に関わるのですが、これらは体で作られず、食品として取らなければなりません。
羊水と海水の濃度がほぼ同じと言われます。
私達は、海水から生まれたことも分かります。
赤ちゃんは、発生学的な胚子の状態で海水を飲んでいることに等しいのです。
1954年にGHQのダール博士が東北、九州を選び高血圧と死亡率を調査したそうです。
「高血圧の原因が塩のとりすぎ」と断定したことから調査が始まりました。
この時に東北地方と九州を選んだそうです。
青森が28グラム、鹿児島が14グラムが平均でした。
ここの研究は塩のみであり、他の要因を見ていないのです。
運動不足とか寒さとか見ていません。
当然、寒さで血管収縮おこり血圧が高くなることはあります。
しかし、青森は高血圧での死亡率が一番低いのです。
実際に塩は体温を上げる役割があります。
現代の日本の現状よりも塩をとり体温を上げなければならなかったのです。
その調査では塩のみで断定したそうです。
塩に入るミネラルは、除菌にも使われたり、免疫を作り出すものなのです。
熊本の震災の時にもミネラルの力で水を除菌したとも言われています。
そして、そのミネラルをうまく使う事で水が腐り辛くなると言われています。
そのため、このように水を腐らせないようにするにも体の60%以上が水だということを考えると塩のミネラルが大事になるのです。
そして、塩が血圧の原因ではないということにも繋がります。
実は、腎臓は正常であれば不要な物をきちんと出していってくれます。
そして何よりも減塩をしているのに高血圧患者は5000万人と言われ増え続けています。
発生学的に見ても、水が足りなくなると脱水します。
水は1日1〜2リットル飲むことをおすすめします。
私も毎朝、毎晩塩と水を試していますが凄く体調が良くなります。
寒くても足は冷えないですし、よく眠れるようになり、塩が体温をあげてくれるのです。
実は、整体院では子どもの整体、赤ちゃんの整体をやっています。
その中で整体の効果はもちろんあると思います。
さらに必要なのが、塩と水。
実は、施術とプラスで、朝と晩の塩水を実践をしてもらっています。
言葉がたどたどしい4歳の男の子。
薬は嫌だと親御さんもあらゆることを試し、療育にも行って、リハビリを繰り返されていました。
しかし、なかなか思うように変化が出ずにいました。
お母さんが凄く落ち込むような状態で、子供の状態が悪いと親も気を使い辛くなりますよね。
うちの整体院で
「まず、水に塩を入れて飲んでいきませんか?」
「え!でも、子供にそんなんしたら血圧も上がるんじゃないですか?」
「いや、大丈夫ですよ。
実は、良い塩はミネラルが豊富で、お母さんのお腹の中の羊水も海水と同じ成分なんですよね。
しかも、塩の中のミネラルは、神経伝達をよくするから脳の働きにもだいじですから」
しばらく、半信半疑でしたが、こちらの熱意も伝わり続けてもらいました。
それから、3週間後に来院されました。
「先生、うちの子供4歳でたどたどしくて言葉もなかなか出なかった、
言葉が出てきて、文法としてもわかるようになってきた。
保育園でもできる事が増えてきたんです。縄跳びとか運動も理解力も変わってきたんです。」
お母さんは凄く顔が柔らかくなって、落ち着いた印象でした。
子どもの未来に寄り添うことで共に本来の自然治癒力、本能がでるのではないか?
体は、自然の薬箱。
その中に足りないものを入れていくことで、使える状態にしてやれば、体は回復力を自分で出していけるのです。
自分の子供の言葉がたどたどしいとか、4歳になってもなかなか出てこないのは、親としても不安ですよね。あなたならどうしますか?
薬ばかり飲ませますか?放っておきますか?
正直、すぐにすべてが効果が出るとも言い切れません。
ただ、本来の人間の姿に戻すためにやっていますし、そのミネラルの効果を理解して行っているわけです。
水や塩を摂らなくなると、関節炎、足がつるなど筋肉性の問題などが起こりやすくなるのです。
実は、年配の方にもいいんですよ。
絶対に、お年寄りは、干からびています。塩や水が足りません。
「せんせー(大阪弁)、せんせーに言われて、白湯と塩やってまんねんけど、便秘もようなって、朝起きてのこむら、こむら返りがなくなりましたわ。膝もスムーズにうごくよなって、ほんま、感謝やわおおきに」と。
些細な事なのです。
整体をする前に本来の体の回復力を引き出すことなのです。
そして、ミネラルは、筋肉の柔軟性、神経伝達、骨の生成に大事。
だからこそ、塩を摂らせる必要があります。
ただし、精製塩(99,5%が塩化ナトリウム)はダメです。ミネラルがそぎ落とされています。
大事な栄養が落ちて、塩辛いだけです。
海水の中には人間の体に必要なミネラルが豊富に含まれている。
良く考えたら、化学製品ばかりを取り入れていて、本当の良い天然塩をとっていないのではないでしょうか?
「精製塩を摂る事は身体に必要なミネラルを除外したもの」
まさに工業用製品を摂取しているのと同じなんです。
やるなら
「精製塩を減塩しなさい!」
昨今、塩が血圧の原因でもないと言われます。
一度、天然塩などに変えてみて、塩の摂り方をかえてみられると良いかもしれませんね。
私が、朝と晩に塩水を使って飲んでいます。
体温は上がるので足の冷えも軽減します。
朝から体がシャキッ!とするし、夜寝る前に飲むと良く眠れます。
朝は、ご飯を食べないのですが、身体を浄化する意味でも便秘にも役立ちます。
長崎県の藻塩を使用。
ここでは、精製塩(ミネラル成分が取り除かれ99.5%が塩化ナトリウム)
これは、ミネラルが本来大事なのですが、その含有量がすくないので塩辛く感じるでしょう。
そこで、藻塩が意外とおいしく。昆布だしみたいなものですから
それをお湯に溶かします。
マグカップにお湯を注ぎます。
それで、混ぜればおしまい。
昆布茶を飲んでいるみたいです。
ジュースになれている人なんかには最初抵抗があるかもしれません。
しかし、これを整体院ボディーケア松本の患者さんに飲んでもらっていて、筋肉の状態、関節の状態が非常に良好なのです。
「膝の関節があんだけ痛かったのに先生のところでの指導で変わっていった!」とお喜びの声をいただいております。
もちろん、施術で矯正の効果もありますが、同時に元々人間に必要な物を摂らせることで、もともと持っている力を引き出すことがよいと思います。