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生後5ヶ月〜6ヶ月の赤ちゃんの夜泣きは多い!?
こんにちは。
大阪の整体院ボディーケア松本 院長の松本恒平です。
当整体院にご来院いただくママさんから夜泣きに悩んでいるというお声をよくいただきます。
今回は夜泣きについてお話したいと思います。
赤ちゃんの夜泣きでお悩みの方へ
夜泣きは生後5〜6ヶ月の赤ちゃんに多いと言われています。
この頃の赤ちゃんの脳は急激に発達しており、
日中に脳が受けた刺激を睡眠中の脳が処理しきれずに目が覚めてしまいます。
これが夜泣きに繋がると考えられています。
もちろん、赤ちゃん一人ひとりに個人差があります。
すぐに寝ついてくれる赤ちゃんもいらっしゃれば、
一晩中泣いてしまい眠らない赤ちゃんもいらっしゃいます。
夜泣きによって睡眠時間がなくなり、
疲労が溜まりがちとお悩みのママさんも多くいらっしゃると思います。
また、夜泣きは赤ちゃんにとっても辛いものでもあります。
夜泣きに悩む方に少しでも役立てればと思います。
月齢別の夜泣きの原因
生後1〜4ヶ月
生まれて間もない頃の赤ちゃんは体内時計が未発達です。
成長すると、朝は起きて、夜は眠るというサイクルが身に付いていますが、
生後1〜4ヶ月の赤ちゃんには身に付いておりません。
そのため、睡眠のリズムをうまく取ることができず、
短いサイクルで寝る・起きるをくり返します。
これが生後1〜4ヶ月の赤ちゃんが夜泣きをする原因と考えられています。
生後5〜6ヶ月
生後5〜6ヶ月の赤ちゃんは脳が急激に発達します。
前述しましたように、日中に受けた刺激を睡眠中に処理しきれず、
目が覚めてしまうことが原因として考えられます。
生後5〜6ヶ月の赤ちゃんは、夜泣きが多い時期と言われています。
優しく抱っこしてあげたり、おむつを替える・母乳やミルクをあげるなどをしてみて、
赤ちゃんに安心感を与えてあげることが大切です。
生後7ヶ月〜1歳
生後7ヶ月〜1歳の赤ちゃんも脳は成長しているので、
夜泣きをすることもあります。
また、夜間断乳や卒乳を始めている場合は、母乳がないことにストレスを感じ、
夜泣きが激しくなることもあります。
脳が大きく成長しようとしており、体内時計を整えようとしている段階です。
そのため、赤ちゃん自身が自分の睡眠を上手にコントロールできずに夜泣きしてしまうと考えられています。
赤ちゃんの睡眠リズムを整え、眠りやすい状態を作ることが夜泣きの対策です。
赤ちゃんの睡眠のメカニズム
夜泣きの原因を赤ちゃんの睡眠のメカニズムから紐解いてご説明します。
人は朝になると目覚めて、夜になると眠くなるという体内時計があります。
これは、メラトニンというホルモンによるものです。
このメラトニンは太陽の光を浴びることで分泌されます。
”朝起きて、夜は眠くなり寝る”
このメカニズムは、メラトニンによる影響です。
赤ちゃんは胎内にいる間、20〜30分おきに寝る・起きるを繰り返していました。
また、生後間もない赤ちゃんはメラトニンを自身で分泌することができず、
母乳にメラトニンが含まれているため母乳からメラトニンを摂取します。
生後3〜4ヶ月になると、メラトニンを体内で生成できるようになってきます。
人の睡眠には浅い眠り「レム睡眠」と深い眠り「ノンレム睡眠」の2種類があります。
大人になると90分のサイクルでノンレム睡眠を80%行うと言われています。
一方、赤ちゃんの場合は、50分のサイクルでレム睡眠を50%を行うと言われています。
朝起きて、夜眠るというリズムができていないうえに、浅い眠りのレム睡眠状態が多いため、
ちょっとした物音でも起きてしまいます。
生後4〜5ヶ月になると、昼間に起きている時間も長くなります。
また、夜になると眠くなり、1日を過ごすリズムが整ってきます。
こうして赤ちゃんは成長するにつれて、メラトニンが生成できるようになります。
赤ちゃんに体内時計を整える準備ができてくると、
朝(昼)起きて、夜は眠くなって寝るというリズムができるようになります。
夜泣きはどう対応すればよいの?
赤ちゃんの欲求を満たしてあげる
夜泣きには”何かしてほしい”というサインのことがあります。
赤ちゃんが何を欲しがっているのか考えてみましょう。
赤ちゃんは言葉が話せないため、泣くことで不満・要望を伝えようとしています。
おむつを替える・母乳やミルクをあげるなどすることで夜泣きが落ち着くこともあります。
また、寂しい・イライラするといった感情によって夜泣きする赤ちゃんもいらっしゃいます。
赤ちゃんを抱っこしてあげて、安心させてあげましょう。
リラックスできる環境を作る
赤ちゃんが寝付かない場合、赤ちゃんにリラックスしてもらうことが大切です。
例えば、胎内に近い環境を作ってあげることも対策のひとつです。
赤ちゃんはおくるみで包まれると、胎内にいる時のような感覚になります。
そうすると、安心して自然に眠ってしまうことがあります。
また、耳元で優しく「しー」とささやいてみる、
”シャカシャカ”と音が鳴るおもちゃなどで音を聞かせてみるのも効果的です。
さらに、子守唄や好きな音楽で気分転換させてあげるのもおすすめです。
赤ちゃんがリラックスできる環境を作ってみましょう。
※赤ちゃんが快適に過ごせる室温
赤ちゃんは基本的に暑がりです。
夏は25度、冬は18〜20度が快適に過ごせる室温と言われています。
大人が着る服装よりも1枚少ないくらいでちょうど良いと感じます。
快適に眠ることができる室温に設定してあげるのも夜泣きの対策になります。
赤ちゃんから一度離れてみる
赤ちゃんがどうしても泣き止まない時もあると思います。
そんな時は、赤ちゃんから一度離れてみることもおすすめです。
夜泣きには、赤ちゃんがただ寝ぼけているだけの場合もあります。
そっとしておいた方が赤ちゃんも泣くことに疲れて、そのまま眠ることもあります。
そして、落ち着いたら赤ちゃんのもとに戻って、様子を見てみましょう。
ただし、離れる場合はしっかり安全を確保し、目の届く範囲には必ずいるようにしてください。
少しだけ目を離した隙に思わぬ事故に繋がる危険性がありますので、ご注意ください。
夜泣きする赤ちゃんに行ってはいけないこと
泣き止まないからという理由で、強く揺さぶるのは決して行ってはいけません。
赤ちゃんの頭はとても柔らかいです。
赤ちゃんの頭の形が変形してしまい、発達に悪影響を与える危険性もあります。
優しく抱っこして、リラックスさせてあげることが大切です。
※ブログ「赤ちゃん整体は頭の形にどんな影響がある?歪みや施術例を解説」はこちら
赤ちゃんの夜泣きでお困りの方は当整体院にご相談ください
大阪の整体院ボディーケア松本は、0歳の赤ちゃんから90歳のお年寄りの方までを対象に
整体を行っております。
また、当整体は、夜泣きの多い生後6ヶ月の赤ちゃんを対象とした施術も対応しております。
神経伝達を良くするために、優しく骨格を矯正し、夜泣きの対策を行います。
赤ちゃんの整体をご希望の方は、大阪の整体院ボディーケア松本をご利用ください。